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【本の紹介】魔法少女育成計画limited。市街地を戦場と化す魔法少女たちの抗争

魔法少女のファンになんてならなければよかったですよ!
アニメも漫画も見るんじゃなかった!
あんなの嘘ばっかりしかない!
本物はクズだけじゃないですか!

(魔法少女育成計画limited(後)p.195)


魔法少女たちがバトルロワイヤルするライトノベル『魔法少女育成計画』(著・遠藤浅蜊、イラスト・マルイ ノ)も3エピソード目が発売されました。
あいかわらずとても面白い。ネタバレ無しに紹介しておきます。

【背景】
男も、女も、老いも、若きも、獣も、『魔法の国』に選ばれれば魔法少女に変身します。
魔法少女たちは、万能だが手続きの多い魔法を使う旧来の魔法使いの集団『魔法の国』において、個人固有の即効性のある魔法が使える新興勢力です。


【シリーズ構成】
1作目は新規魔法少女を選ぶ人事担当の魔法少女が、試験と称して殺し合いをさせ、自分も参加して遊んでいました。
謎はほぼなく、誰が生き残っていくのか?が中心の物語。参加魔法少女16人。


2作目は義憤に駆られた魔法少女が、かつて殺し合いで選ばれた魔法少女たちを再試験と称してリアルRPG世界に閉じ込めます。
みんなが協力すればクリアできるという建前と、殺意をもったメンバーが紛れこませてある悪意。誰が敵か?を探す、探偵モノでもありました。参加魔法少女16人。


1作目・2作目の、死んだ魔法少女と生き残った魔法少女の日常と非日常を描く短編集。


Web短編、スノーホワイト育成計画。
http://tkj.jp/campaign/konorano/bunko/read/2013/mahou/_SWF_Window.html
limitedに登場するフレデリカさんの異常っぷりがよくわかります。


そしてこの3作目、『魔法少女育成計画limited』。


魔法少女たちは「魔法の国」内で派閥抗争をしていて、暗殺も行われています。
舞台は、政治的に不要になった暗殺者魔法少女の住む街。
暗殺者は自衛のため、中学校内の数名を新規魔法少女として己の戦力化。
魔法少女の各派閥やテロリストは、暗殺者を始末・身柄拘束のためにそれぞれの戦力を街に派遣します。
魔法少女が逃げ出せないよう街はバトルドームと化し、一般人を巻き込んだ市街地戦が始まる……。参加魔法少女16人。

もう魔法少女じゃなくてもいいのでは、という内容です。
しかし、魔法少女という言葉には「忍者」「超能力者」「ミュータント」などでは表現できない、あるべき姿を本人たちが思い描いているための特有の倫理があって、それがこの物語を成立させているんですね。

本作ではこれまでの生き残りのほか、とても魅力的でクズでゲスな魔法少女たちやマスコットが大量に出てきます。

メインとなる魔法少女は
魔法少女の髪の毛を愛好する変態魔法少女「フレデリカ」。
自尊心と責任転嫁と暴力の権化な魔法少女「プキン」。
どちらも性格と行動がどうしようもなくやばい。

暗殺者の正体や黒幕については予想がつきました。

しかし、ラストの引きはそう来るか!

今後も楽しみです。

お読みになる前にひとこと。
イラストを先に眺めようと思うなネタバレだ。

置いてある店が少ないのが難点。ゲーマーズは揃えてあるようです。
魔法少女育成計画limited

以下、シリーズ既読者向け





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2012年のベストエンターテイメント、アニメ『戦姫絶唱シンフォギア』小説『魔法少女育成計画』
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