上田人道人権大使のシャラップ発言までの日本外交と代用監獄問題 | Kousyoublog
現行法では取調べ目的の逮捕・勾留は認められていない。目的はあくまで逃亡または証拠隠滅の恐れがある場合の一時的な身柄拘禁である。にもかかわらず、警察署内の留置場に勾留することで、取調べを目的とした勾留が常態化し、一事案につき最大23日で再逮捕を繰り返して長期拘束を行い、本来任意であるはずの取調べ受認が義務化し、弁護士との接見も制限されるなど、未決拘留のはずが実質監獄化し、しかもその取調べ過程が非公開のため、冤罪の温床となっている。
法の外側で人を拉致監禁拷問するシステムを持ち、それは大使が他国の代表者に罵声を浴びせるほど守りたいものである、ということは。
日本が、現実としては城と砦を各地に置いた武力組織が駐屯している場で、それは法の下の内閣とはまた別の支配者、ということ。
人を連れ去り、監禁し、期間を自由に設定し、その監禁について罪を問われない能力。
国際政治の舞台でその能力が削がれないようにする戦いが、日本の国民には「シャラップ」という言葉で伝わってきたわけですね。
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