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Betelgeuse's Diary

劇場版魔法少女まどか☆マギカBDの感想。疑問:なぜ、さやかとまどかはマミの墓を作らなかったのか。

見る前に外箱でちょっと遊んでた劇場版魔法少女まどか☆マギカ Blu-rayを先ほど見終わりました。

人間の理外にある宇宙人マスコットキャラ、奇跡発生と引き換えに変身ヒーロー業務契約、変身ヒーローが呪いを溜め込んで悪魔堕ちする、思い人のヒーロー化を阻止しようと努力する時間旅行者、システム変更が願われたことでの救済。

このアニメの救世主伝説としての骨格は2011年のテレビ放映版と変わることなく、雰囲気を再度味わうことができました。ほんと、宗教臭くて面白い、よくできたアニメだわ。

TV版と比較しての感想。

・劇場版は綺麗だなー音いいなー。

・佐倉杏子の食ってるお菓子がいろいろ変わった。

・冒頭、鹿目まどかの夢内容(前回の暁美ほむら vs. ワルプルギス戦)が無くなったので、ワルプルギスのラスボス感がとても減って、ただの中ボスに見える。ソロじゃだめなんだよパーティー組まないと、というのがいまひとつ分かりづらい。

・ほむらの時間旅行パート終了後のコネクトPVが、テレビ版のオープニングであるという前提を差し引いても、ものすごく唐突かつ変。とにかく何かが起き続けてるこのアニメで、あの部分はほむらのポエムだからね。OPの意味ってそういうことかわかったすげー、という驚きがないと、つき合わされててうざい、という気分になってしまう。



で、本題。TV版で気づかなかった疑問。


巴マミの死に、美樹さやかと鹿目まどかはなぜ墓を作らなかったか?

先輩魔法少女の巴マミは、序盤で魔女に食われて死にます。

TV版放映時は大変な話題となって、彼女の死亡回である第3話は何度も視聴し、視聴者的には第3話=巴マミの墓、という扱いで特に不審は感じなかったのですが。

劇場版で連続して視聴すると、どうにもおかしい。

魔法少女が魔女にやられれば死体も残らない!なんて無常な!失踪扱いもまだまだ先!は確かにそうなんですが、事情を知る2人は呆然とするほかに、2人だけの何らかの巴マミ記念碑を作る機会があったんですね。

それなのに、墓を作ろうという意思が、まどかにもさやかにも存在しない。


巴マミの集合住宅自室が墓代わりでは?という見方もできます。

実際に、まどかは魔法少女デザイン案ノートを供物として室内へ置きに行っています。

ですが、さやかが弔いとして何をしたのかは、やはり分からないままです。

マミの死に、2人は共同で何か儀礼を行おう、という意思はなかったのか?


遺体の有無や従来手続きとは別に、墓が無い/葬礼が行われていない死者。

この解決案が思い浮かばないので、疑問の提示のみしておきます。

お暇なかたは一緒に考えてみてください。

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テーマ:魔法少女まどか☆マギカ - ジャンル:アニメ・コミック



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