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Betelgeuse's Diary

「EM団子」「キャットフード」。神に捧げられる人の食物について

人が生ごみを路上や河川に捨てる行為は、基本的にマナーが良くない、しつけがされていない、犯罪行為、などとみなされています。

しかし、「かわいそうな飢えた猫が救われる」「川がきれいになる」などの名目が立つと、乾燥した加工肉や微生物養殖に使われたコメのとぎ汁などが、路上や河川に一定の儀式をもって撒かれることになります。

ここで注目したいのは、なぜ
こういった汚物投棄が【人がある程度口にできる食品加工物や食品残渣なのか】というところ。

もうすこし分かりやすく言えば。


古代から現代まで猫が食べてきたであろう「ネズミ全体のミンチ肉」はなぜキャットフードではないのか?
キャットフードに「猫が喜ぶ生ネズミ味」はなぜ存在しないのか?

台所ゴミで繁殖させた微生物は河川に撒けて、トイレ由来のあれこれで繁殖させた微生物を河川に撒かないのはなぜか?
ということ。

ここにひとつの答えがあります。

人は、自分が食べるものを、神にも食べてほしい。

自分が高級な食品だと思う「まぐろ味」フードを猫に差し上げ、自分が食べた「ご飯」に由来するとぎ汁加工物を水路に捧げる。

この崇拝行為に汚らしさが加えられないよう、日々、それらの加工品は進歩しているのだと思います。
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テーマ:猫のいる生活 - ジャンル:ペット



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