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Betelgeuse's Diary

【疑問メモ】テフロンはヤマビルやナメクジの這い登りに耐えられるのだろうか



特殊な吸着方法であらゆる場所にはりつくヤモリも、テフロン加工フライパンを歩けない…といった話を目にしました。
テフロンはデュポン社の商標。材質的にはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)は、生のものが水道やガス漏れ防止のシールテープとして安価に手に入ります。
また、シーラーの熱源部分用や、工場で汚れ防止や滑りを良くする用途でも、各種のテープ製品があります。
生物の這い上がりをある程度防げるのなら、靴とズボンの間の虫・蛭よけにちょっと期待してしまいます。


実際に使った例が今のところ検索結果として見当たらないうえに、水道用のものは「マウスの底に貼ってみたがカグスベールなどのほうがよく滑る」そうなので、いまいち無理なのかもしれませんが。
そのうち自分で確認することとしてメモしておきます。

http://www.packing.co.jp/PTFE/ptfe_tape/pipeseal1.htm

テフロン®パイプシール
ニトフロン/日東電工、チューコーフローシールテープ/中興化成工業、バルフロンテープシール№20/日本バルカー工業、ナフロンシールテープT/#9082/ニチアス

テフロンの粉末を未焼成のままテープ状にした、もっとも確実で経済的なパイプ継手用シール材です。

○自己融着する独特の効能があり、ネジ継手にひと巻きするだけで完全にシール出来ます。
○低摩擦性にすぐれているので、ネジ込み、取り外しが簡単です。
○耐化学薬品性にすぐれているので、どんな流体を使用しても変質しません。
○-100℃~260℃という、ずばぬけた耐熱、耐寒性で、蒸気管には最適です。
○どんな材質のパイプにも使用でき、コストも低減出来ます。ネジ継手部の漏れは、オネジ、メネジの隙間に原因するものです。 テフロンパイプシールは、此のネジの隙間をつめやすくするため、特に横方向への伸びを多くしてあります。

テフロンパイプシールは、他のシール材にはみられないすぐれた耐薬品性をもっています。






細かい毛で壁に密着する生き物のばあい、材質の摩擦のほかに、壁面の凹凸の高さも重要なようです。

虫がすべって歩けない素材開発 日独の研究チーム - 47NEWS(よんななニュース)

チームは、体長数ミリのハムシと呼ばれる甲虫で実験。高さ100ナノメートル(ナノは10億分の1)ほどの出っ張りが樹脂板の表面にあると、ハムシの脚の先端に生えている細かい毛がうまくくっつかなくなって歩行できなくなるのを確かめた。/p>



日東電工 | ヤモリテープを日東分析センター向け分析用途で実用化 - ニュース
カーボンナノチューブでヤモリの指先の毛を再現したものは、分析機器に使われるそうです。
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