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Betelgeuse's Diary

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初期人類は洞窟でどうしていたか、『アリの巣の生きもの図鑑』を眺めながら想像

待望の、アリの巣まわりの蟲たちが生き生きとした写真で捉えられている図鑑
『アリの巣の生きもの図鑑』が届きました。

この内容が5000円以下とは驚きです。写真のクオリティがすごい、やばい。

アリの巣の生きもの図鑑


アリに守られ家畜となるもの、アリが守る家畜を奪うもの、アリに連れられて巣に入り込み子供を襲うもの、アリの首に取り憑いて最後はギロチンヘッドしてしまうもの、アリの必需品となり嫁入り道具として持参されるもの、他のアリの巣の同居者を襲うもの、単に便利だからそこにいるもの。

においを頼りにした暗闇の中で、透明化したりごまかしたり成りすましたり不意をついたり分け合ったり、というさまざまな関係がそこにはあります。



クモとハネカクシの項目を読んでいて連想したのが、初期人類はさまざまな動物に狩られていたという『ヒトは食べられて進化した』でした。

p.10 のオオズハイイロハネカクシの項で『まるで大型のネコ科動物のようで、そっと忍び寄って獲物にとびかかり』
アリの巣のそばで、死体を持ち去ったり、単独行動のアリを捕まえたり……。
まさに、洞窟で暮らしていた人類にとってのトラやライオンのような悪夢。


その視点でみると、ヒトの巣(都市、家屋、農地)に住む牛や馬や羊や鶏や、犬やネコや、愛玩用のさまざまな鳥や、蚊や蝿やゴキブリやナメクジやダニ、などと同じような暮らしをしている生き物が、アリの巣にもまたいます。

ヒトとは別の社会を見ることで、自分たちの社会についてもまた別の視点が得られるかもしれません。

丸山宗利氏の要点を押さえた解説、小松貴氏の美しい写真の数々、併記された英文、すべてが図鑑としてだけでなく読み物としても楽しめます。

お勧めです。
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