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Betelgeuse's Diary

動物の赤ちゃんと呼ばれるモノ

NHKなどで生物の子を何でも「赤ちゃん」と呼ぶたびに違和感があるので、
若い個体の呼び名についてメモ。



卵(たまご)を生む卵生(らんせい)。
体内の卵を作る器官が卵巣(らんそう)。
メスが卵を産むことは産卵(さんらん)。
卵から孵(かえ)ることは孵化(ふか)。

 貝…幼生(ようせい) トロコフォラやベリジャーなど、段階ごとの名前あり
 ミミズ…幼生(ようせい) 子ミミズ、仔ミミズも使われる

 ダニ…幼虫(ようちゅう)、ある程度成長後 若虫(わかむし) 
 昆虫…幼虫(ようちゅう)
  蛹(さなぎ)の時期がなく、親と姿が変らないカマキリやカメムシなどは若虫(わかむし)も使う

 エビ・カニなど…幼生(ようせい) ノープリウスなど、段階ごとの名前あり
 クモ…幼体(ようたい)

 魚…腹に卵黄がついている間が 仔魚(しぎょ)
   それ以降は 稚魚(ちぎょ)
 カエル…幼生(ようせい) 俗称:オタマジャクシ
 ヘビ・トカゲ・カメ…幼体(ようたい)
 鳥…雛(ひな)



哺乳類はメスの体内で子が育つ胎生(たいせい)。
体内の子を育てる器官が子宮(しきゅう)。
メスが子を産むことは出産(しゅっさん)。

 若い個体は「子 または 仔」をつけて呼ぶ。
 ネズミ…子ネズミ(こねずみ)
 ゾウ…子ゾウ(こぞう)
 ライオン…仔ライオン(こらいおん) など



発芽後の植物を赤ちゃんと呼ぶのはやめてほしいものですが
そう呼んでる人も珍しくはないようです…。
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