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Betelgeuse's Diary

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ヘラオオバコ(リブワート)のカリフラワー的な変異株、エダウチヘラオオバコ

近所のマンション工事予定地で茶色いつぶつぶな形のエダウチヘラオオバコが生えていました。
この株の花序は意外と形がいいので、カスミソウなどとあわせると面白い切花になりそうです。
エダウチヘラオオバコ_1
エダウチヘラオオバコ_2


以下、ヘラオオバコについてのメモ。

ヘラオオバコ( Ribwort,English plantain, Plantago lanceolata)は江戸時代のおわりに日本に帰化した雑草。最近、増えてきているようです。5~6月はあちこちの空き地で、下から細かい花が順に咲いていく花序を伸ばしています。

古くから薬草として知られており、粘膜を保護して咳や痰を鎮める薬だったり、その効果を期待したハーブ茶だったり、花粉症の原因のひとつだったり、と、とても身近でいろいろな影響のある植物です。

身近な植物のためか、英語での別名も実に多彩。
http://www.globalherbalsupplies.com/herb_information/ribwort.htm
↓↓↓

Common name: Blackjack, Black Plantain, Costa Canina, Hen Plant, Jackstraw, Lamb's Tongue, Lance-leaf Plantain, Long Plantain, Narrow leaved Plantain, Ribble Grass, Ribgrass, Soldier's Herb, Snake Plantain

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牛や馬などの牧草のほか、豚や鶏に食べさせた試験で脂肪を付きにくくする・肉質を改善する、という例があります。健康食品への応用が検討されているようです。
http://www.e-nae.com/cms/wp-content/themes/e-nae/pdf/31-1/31-1-08.pdf
また、植物食のリクガメを飼っている人には嗜好性の非常に高い餌として知られています。

日本の道ばたに生えているオオバコのように、踏まれても復活する能力(踏みつけ耐性)は持っていませんが、原産であるヨーロッパの牧草地で牛や羊に食われて鍛えられたためか、刈られてもすぐに葉を伸ばす方向での強靭さがあります。

この草は花序の部分がさまざまな変異を起こします。エダウチヘラオオバコと呼ばれ、花序が根元や途中からいくつかに分かれたり、全体が細かく分かれたりします。放射能とはあまり関係なく、もともとこういうバリエーションをもっている植物です。
ヘラオオバコ - 北の大地「植物図鑑」 - Yahoo!ブログ で、さまざまなタイプのエダウチヘラオオバコの写真が見れます。

金沢大学理工学域自然システム学類 生物学コースのサイトで、記述がありました。
http://bio.w3.kanazawa-u.ac.jp/bio/monthly_backnumber.html#2010_july
↓↓↓

右写真の変異体は、通常のヘラオオバコと混ざって10株以上生えていました。ヘラオオバコの花序は軸のまわりに花が螺旋状につくのですが、右写真の株では花が花序に変化し、軸のまわりに花序が螺旋状についています。モデル植物であるシロイヌナズナで、花序茎頂を花芽に転換させる機能を持つLEAFY遺伝子が壊れると、花が花序に転換する(結果として花序の枝分かれが繰り返す)ことが知られています。このヘラオオバコ変異体も、相同な遺伝子が壊れているのではないかと考えています。(小藤 累美子)

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