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2012年1月14日、将棋指しが機械に敗れる。米長邦雄永世棋聖 vs ボンクラーズ戦感想

今回の対局の感想です。棋譜や手の善悪解説はありません。
※まだ対局は終わっていませんが、もういいでしょう。17:14終局。

【米長邦雄永世棋聖 vs ボンクラーズ】プロ棋士 対 コンピュータ 将棋電王戦


通常の正座での対局から、直前の米長氏の希望で、将棋会館特別対局室初のイス対局となったボンクラーズ戦。
20分遅れの開始となりました。局後の会見ではボンクラーズの6台のサーバーのうち1台で、ディスクがマウントできなかったためとの理由。

この戦いは、
乱戦になるとあらゆることを間違えずにこなしてしまう機械軍(ボンクラーズ)に対して、
人間軍(米長永世棋聖)がじわじわと分厚い壁を前進させながら戦わせずに勝つという戦略でした。

人間軍の思惑は完全に成功したのですが、
機械軍の陣地間際まで堅い壁を作り終わった状態で、
戦況は膠着してしまいます。

千日手(ループしたのでやりなおし)では、
考慮時間も減ってしまい、人間の体力では勝てません。

人間軍は機械軍になにか無理な攻めをしてほしい、と。
敵の攻撃を誘うために王様が前線に姿を出し。
後方にいた金将も前に出たのですが。

主砲の飛車は王様が前にいるせいで撃てず、
金将が狙撃距離に入ってしまう、
最悪の瞬間を機械軍に突かれてしまいました。

……というシナリオで機械側の攻撃を誘ったのは
予定だったようですが。ここで人間軍に手痛いミス。
王様の退却に失敗してしまいます。

壁に一点穴が空いてしまった瞬間から、
プロ棋士たちの解説もニコニコ生放送の見物客も
ずっとお通夜のようなコメント。

局後の会見(18:23)より。
米長「先手ボンクラーズ76歩に対する62玉は最善、奇をてらった手ではない」「途中までは完璧」「65桂を見落とし、万里の長城に穴が空いた」
プレマッチでの62玉を奇策と書いた読売記者が質問し、奇策ではなく今回のような完璧な堅陣に至るまでの第一歩であることを米長氏が説明。
敗因について。2つあり、敗因は敵の65桂の見落とし。優勢を維持できなくなったのは「先手66歩のときに、86歩を突き捨てて72玉と下がるべきだった」とのこと。
米長氏によると、今回は2人の大山康晴(防御に長けた過去の大名人)の対戦。米長は大山康晴に成りきっていた。途中からは切り替えて米長将棋をやるべきだったとの話。
将棋ソフトとプロ棋士との対戦は方針変更だそうです。5年間、一年に一対局ずつというのはやめにして、来年は将棋指し5人と将棋ソフト5本のマッチ戦とするとの話。一人は船江恒平氏で決定。ソフト側は5月の世界選手権の成績も参考(たぶん上位5つとのこと)にするそうです。


次の戦いはどうなるんでしょうか。

以下はニコニコ生放送ページより。
↓↓↓

解説は、
渡辺明竜王(プロフィール)と、
矢内理絵子女流四段(プロフィール)です。

■対局詳細

開催日時: 2012年 1月14日(土)10:00(予定)~終局 まで
会場: 東京・将棋会館
主催: 公益社団法人日本将棋連盟 /株式会社ドワンゴ /株式会社中央公論新社
対局者: 米長邦雄永世棋聖 対 ボンクラーズ(将棋対局ソフト)

■対局者紹介

米長邦雄 永世棋聖
公益社団法人日本将棋連盟会長(2005年~)、永世棋聖。
タイトル獲得数19期は歴代5位、昭和59年度に四冠を達成した。
49歳11ヶ月での名人位獲得は最年長記録。
2003年現役引退。通算成績1103勝800敗1持将棋。
米長邦雄の家
米長永世棋聖のブログ

ボンクラーズ(将棋対局ソフト)
伊藤英紀氏(株式会社富士通研究所)が開発した将棋対局ソフト。
日本将棋連盟が特別協力したコンピュータ将棋協会主催の
『第21回世界コンピュータ将棋選手権』の優勝ソフト。
最大の特徴は、複数台のPCをネットワークで接続して、局面探索を並列実行する点にある。
これにより、限られた持ち時間内でより深く手が読めるようになっている。
現在、将棋倶楽部24に自動運転で参戦しており、レーティング は約3300とトップ棋士並みの成績を残している。



将棋電王戦の対局につきましては、下記のルールに則って対局を行います。
なお、1月14日の対局を「第1回将棋電王戦」と表記し、第2回以降もこのルールに則って対局を行います。

2012年1月14日(土)10時開始。対局場所は東京・将棋会館「特別対局室」。

持ち時間は各3時間で、60秒未満の考慮は切り捨てで0分とする(例えば3分59秒の考慮時間は3分と記録。
2時間59分を使った後は以後60秒未満で着手する)。

昼食休憩時間は13時~14時の1時間とする。その間で「ボンクラーズ」は電源を落とさなくても良い事とする。

「ボンクラーズ」の着手は代理の人間が対局する盤に着手して対局相手に伝達する。

消費時間の確認は「ボンクラーズ」はコンピュータ上での計測、米長永世棋聖は記録係の計測とする。

「ボンクラーズ」のセッティングに関してはすべて制限しない。
ただし将棋会館4階の許容消費電力量として2800Wまでの消費電力を認める。
2800Wを超える場合は遠隔操作の設定を施してオーバーしないようにする。

「ボンクラーズ」が動作不能となった場合、コンピュータ側は人の操作によって動作を回復することが許される。
ただしその作業の間はコンピュータ側の持ち時間で行うものとする。

手の入力及び上記の作業以外は、対戦時にコンピュータを操作してはならない。

何らかのトラブルが発生した際に「ボンクラーズに起因するものでない場合」に関しては、
考慮中の時計を止めて復旧に努めることとする。

不測の事態が起きた場合には、対局者は立会人の裁定に従う。

↑↑↑
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