PE2プレイ記録ほか

100%駆逐前提のプレイ記録予定。書評なども随時掲載

勤勉&無能:マンシュタインが除隊しろと言った→ゼークトが銃殺しろと言ったに伝説化

2007/05/14 コメント欄参照。『ゼークト』も『マンシュタイン』もこの組織論の発言者ではないようです。

ラブラブドキュンパックリコ - 「無能で勤勉な者は銃殺すべき」と最初に言った人は誰なのかを調べていたら、いつの間にか【「中国の兵法」で学ぶ上司の心構え】みたいな特集になってしまった
ゼークトではなく誰かなのか、の答えが出ていないようなので検索。

Googleで「無能 勤勉 ゼークト」

世界史系ジョーク(純正版)第25集それはゼークトじゃなくてマンシュタイン、「ドイツ将校団について」より。 「将校には4つのタイプがある。 第一に、怠惰で無能なタイプ。これは放っておいても害にはならない。 第二に、勤勉で有能なタイプ。 ...
academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1147616533/799-899 - 43k - 補足結果 -


Googleで「ドイツ将校団について マンシュタイン」

Book & Media, Total Affair FAQフォン・マンシュタイン元帥の「ドイツ将校団について」より. 無能で勤勉なタイプが指導層に存在することは,国家の損失です. 「目に見えないけれど,時間とともに発生している損失」という意味の,「機会費用」という考え方が経済学にありますが,「 ...
mltr.e-city.tv/faq12e.html - 106k - キャッシュ - 関連ページ

http://mltr.e-city.tv/faq12e.html

 【質問】
 「無能な働き者」というのは誰が言い出した言葉なのか?

 【回答】
「将校には4つのタイプがある.
 第一に,怠惰で無能なタイプ.これは放っておいても害にはならない.
 第二に,勤勉で有能なタイプ.このタイプはどんな細かいことでもきちんと分析する優秀な参謀になる.
 第三に,勤勉で無能なタイプ.このタイプがいちばん始末に負えないので,即座に除隊を命じなければならない.
 第四に有能で怠惰なタイプ.このタイプを最高の位につけるのがよい.

 フォン・マンシュタイン元帥の「ドイツ将校団について」より.


誰が「ゼークト」「銃殺」説を唱えて広めたかはまた別の研究課題のようです。

テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記



コメント

ほおー

なるほど。わざわざトラバで教えて頂きありがとうございます。

  • 2007/02/20(火) 23:25:33 |
  • URL |
  • Maybe-na #-
  • [ 編集 ]

ドイツ将校団について

ネットで検索していて発見いたしましたが、「ドイツ将校団について」という書籍はマンシュタインの著作にはありませんよ。これも、ゼークトの組織論とほぼ同じ傾向を持った捏造のたぐいです。マンシュタインのマトリクスというのも同じです。
ドイツの国会図書館の蔵書を見れば分かりますが、マンシュタインの著作は回想録と東部戦線に関するものが主流です。
ゼークトの組織論と同じく、権威づけのためでしょう。

http://dispatch.opac.d-nb.de/DB=4.1/REL?PPN=11857731X

あとは、この「組織論」にせよ「将校団について」にせよ、発言の元をたどることにはあまり意味はないと思います。おそらく、誰かが思いついた発言を脚色していったもので、出典がいい加減なのもそのためです。この手のものはアインシュタインの日本擁護論など枚挙にいとまがありませんよ。

  • 2007/05/13(日) 23:03:27 |
  • URL |
  • 北狐 #Rdt3XBbw
  • [ 編集 ]

ご指摘ありがとうございます。

この手のルーツをたどる意味はないとの話ですが、それには賛成できません。
元の記事の人がゼークト話を追って行っても、マンシュタイン話にたどりつかなかったのと同じく
また同じような話が再びどこかで話題になるはずだからです。
ネット上では噂のかたちでしかありませんが、おそらくビジネス書か経営者の著書に引用を繰り返して載せられているはずです。
ここの記事は訂正しておきますので、少なくともゼークトとマンシュタインの名前での流布は減らせるはずです。
訂正するまで誤情報の発信源になってしまうのは確かですが、書籍と違い元記事への追加が可能なメディアですから、最終的には役に立つものだと考えています。

  • 2007/05/13(日) 23:34:43 |
  • URL |
  • Betelgeuse #mQop/nM.
  • [ 編集 ]

早速お返事いただき、誠にありがとうございます。確かに仰るとおりですね。ゼークトとマンシュタインがこの発言を行ったのではないということは十分ここで証明できますね。

検索して分かりましたが、裏もとらずに恐ろしいほどこの話を吹聴している方が多く、驚きました。こういうことがネットの恐ろしさなのでしょうね。

そのことから考えてみると、ここでのやりとりは大きな効果があるかもしれません。もし、私で分かることがあれば何でもいたしますよ。たとえば、私は邦訳で出ているゼークトの著書は全て持っておりますし、全て読破しておりますし、いろいろと協力できるかと存じます。

  • 2007/05/13(日) 23:50:03 |
  • URL |
  • 北狐 #JalddpaA
  • [ 編集 ]

私のサイトにおいては、これ以上のことはできないと思います。

あえて挙げるならば、ご自身のブログで読まれた著書名を列記して『この中には組織論を思わせる記載はなかった』と記し、組織論を引き合いに出しているブログへトラックバックを送ることかと思います。
完全に無いことを証明するのはやっかいですので、なかったと分かっているものを挙げていくほうが堅実です。

  • 2007/05/14(月) 00:17:14 |
  • URL |
  • Betelgeuse #mQop/nM.
  • [ 編集 ]

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