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「ハンターダーク」(秋田禎信, 2011) ルパン一行+ドラえもんなロボ忍者アクション

オビの文句
追い求め、跳べ、掴め。開始せよ!
「ライトノベル界の俊傑が書き下ろすSFニンジャアクション巨編!」
「法も秩序も、光さえ無き地下世界。
鋼の身体を纏う機械人は
失われた自身の記憶を求めて旅を続ける。
そんな彼を含む5人組と、この世界を支配する謎の組織「結社K」との
壮絶な戦いが始まろうとしていた。
終わらない夜に、闇の一党が手にする<果てなき夢>とは──」


ということで、「魔術士オーフェン」シリーズで知られる秋田禎信(あきた よしのぶ)の小説、「ハンターダーク」です。イラストを田島昭宇(たじま しょうう)が担当しています。


ハンターダーク


生のうみそ+機械ボディの人々が捨てられているガラクタの街。
人々は光を奪い合うだけの日々。

そこで目覚めた機械人の男・ハンターは、身体に備わったニンジャ機能を揉め事仲裁に使うことで自分探しをはじめる。

4人の仲間たち。サムライな一刀両断剣士、トリガーハッピーな無限に弾を撃てる銃使い、声が出せないがさまざまなものを取り出す便利屋、触った相手を支配する女。

さまざまな機能の敵たちとの戦闘。ガラクタ置き場で実験する上位者。機械の身体にときおり感じる幻肢痛。それらにハンターたちはどう立ち向かうか・・・

というあらすじ。

敵との機能のさぐりあい、味方キャラの内面、世界の秘密。

それらももちろん楽しいのですが、この本のもっとも面白い部分は「オノレの機能はオノレ自身ではない」ことを機械ボディの人々が真剣に考えているところ。
秋田禎信作品でのお約束、一作品一テーマの哲学が今回も絶好調です。

ボリュームもお値段以上で、一章ごとに満腹感があります。ニンジャバトル好きにはたまらない一冊。


なお、TO BOOKSで注文すると、2011年秋からスタートの「魔術士オーフェン」新シリーズ32ページの小冊子が付いてきます(アニメイトなど書店で頒布されたもの)。
内容は師匠のマジク、弟子のオーフェンの娘ラッツベインがヴァンパイア災害への対応として村に派遣される話。自分の優秀さを教えたい&自慢したいマジクと、両親との比較でマジクを社会的な最底辺に置いているラッツベインとのやり取りが、相変わらずオーフェンシリーズらしいいい味を出しています。
こちらにも、今秋は期待です。

秋田禎信BOX(魔術士オーフェン、エンジェル・ハウリングほか)到着。ブロックな外観について

秋田禎信・田島昭宇ロングインタビュー、驚きの合作「ハンターダーク」の見どころや2人の意外な素顔をたっぷり聞いてみました - GIGAZINE
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