剣と魔法の世界。いろいろ設定が独自。ダンジョンへの入り口が複数ある街で、鬼面都市バドッカやロアナプラのように複数勢力がにらみあう犯罪多発都市。食い詰め者が労働力として流れ込み、食料は外部から輸入され、ダンジョンにもぐり怪物を襲って得られた物資が輸出される、鉱山都市話ともいえる。ファイブリアシリーズのように現代日本視点からRPG世界を覗き込むような記述も多い。
◆人物
女の子外見の男(?)主人公マリアローズを中心とした不幸と恋愛と成長物語。
インターネット殺人事件 http://internet.kill.jp/d/200505.htmlで脳噛ネウロとジョジョの関係を評する際に使われた用語「ギャングスターに憧れるようになったのだ!」メソッドはそのまま本作にもあてはまる。
何より、脇役に独特な人生哲学を注入することでキャラを立てる手法。どこかで見たことがありませんか皆さん。突然本筋に無関係に見えるキャラの過去話が始まるが、それはそれで面白くて注目してしまう。しかもそれはそのキャラの特殊能力と生きる目的に繋がっており、回想から戻ると急にそのキャラが輝いて見える。これこそ荒木飛呂彦が得意とし第五部で多用された手法、名づけて「ギャングスターに憧れるようになったのだ!」メソッド。或いは「吐き気をもよおす邪悪とはッ!」メソッド。
◆(未読者用)シリーズを読み始める前に
外伝を含めて、こう読んで欲しいという順番を作者が提示しているのでそれに従うとよい。刊行順とは異なる。
http://home.att.ne.jp/delta/brainx/about.htm
表紙をその順に並べておく
01.

02.

03.

04.

05.

06.

07.

08.

09.

10.

11.

12.

13.

2008-06-01現在、8巻と9巻は店頭で品薄のようです。

