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Betelgeuse's Diary

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非実在ネコを召喚して巨大ネズミを退治する昔ばなし「絵猫と鼠」いろいろ

猫の絵を描くのが得意な人が旅先で、絵から飛び出した猫たちによって化けネズミを倒す話。
北日本から日本海側にかけて広く伝わる昔ばなしで、さまざまなバリエーションがあります。

【英語絵本】寺に落書きしまくり追放された小僧が、無人の寺でも落書きする
【青森】自宅から追い出されたニート少年が、無人の寺で念仏を唱え絵の猫を実体化する
【山形】妻子持ちの飴売りが、巨大ネズミに襲われる町で娘を助ける
【富山】絵を売りながら旅する少年が、無人の寺で描いた絵を貼る



【英語絵本】 猫の絵を寺に落書きしまくり追放された小僧が、無人の寺でも猫を落書きする

明治時代に英語翻訳されて、おみやげ用の絵本になっています。
学校法人京都外国語大学創立60周年記念稀覯書展示会 文明開化期のちりめん本と浮世絵[archive]

The Boy Who Drew Cats
HASEGAWA'S JAPANESE FAIRY TALE SERIES ENLARGED ENGLISH EDITION No. 23

『猫を描いた少年』(Neko wo egaita shonen)
訳者:ラフカディオ・ハーン(Translator : Lafcadio Hearn)
[絵師:鈴木華邨(Illustrator : Kason Suzuki)]

■ あらすじ 
 寺に預けられた小僧は経本から屏風、壁、柱に至るまで何にでも猫の絵を描いたので、和尚に家へ帰された。
途中、小僧は妖怪が住みつく古寺にそうとは知らず泊まり、寺の大きな屏風に沢山の猫を描くと疲れて眠くなった。
和尚から「夜は広い場所を避けよ」と言われていたので、狭い押し入れの中で寝ていると、外では大きな物音や恐ろしい
鳴き声がした。
朝になり押し入れから出てみると、牛より大きな化け鼠が血まみれで死んでおり、小僧の描いた屏風の猫たちの口は血に染まっていたので、描かれた猫たちが化け鼠を退治したことを知った。






【青森】自宅から追い出されたニート少年が、無人の寺で念仏を唱え絵の猫を実体化する
まんが日本昔ばなし「絵ねことねずみ」(※動画あり)

青森の昔ばなし(三丘社刊)より
演出・美術・作画 前田こうせい
文芸 沖島 功






【山形】猫の絵が得意な妻子持ちの飴売りが、巨大ネズミに襲われる町で娘を助ける

猫絵十兵衛 山形県の民話 <福娘童話集 きょうの百物語>(※朗読音声あり) [archive] 

なぜ猫絵十兵衛と呼ばれているかと言うと、十兵衛は猫の絵を書くのがとても上手で、十兵衛の描いた猫の絵からは、夜になると猫の鳴き声が聞こえてくると言われているからです。

 ある日の事、十兵衛はアメを売りながら村々を歩いているうちに、見た事のない町へと迷い込みました。


そして娘は、顔を桃色に赤らめると、
「身寄りのないわたしですが、どうぞ、お嫁にもらってください」
と、お願いしたのです。
 でも十兵衛が、
「いや、わたしには、可愛い妻も子もいます。ないのは、お金だけです」
と、言うと、娘は助けてくれたお礼にと、山の様な小判で十兵衛のアメを全部買い取ってくれました。







【富山】猫の絵を売りながら旅する少年が、無人の寺で描いた絵を貼る

バケモノをたいじしたネコ 富山県の民話 <福娘童話集 きょうの日本民話>(※朗読音声あり) [archive] 

ある時、子どもは何を思ったのか、
「おら、ネコの絵をかきながら旅をしてくる」
と、言って、絵の具ばこをかついで家を出ていきました。
 子どもはお金がなくなると、ネコの絵をかいて売り、それでごはんを食べたり、宿屋にとまったりしました。



主人公はさまざまですが、猫がネズミを退治という基本路線は変わらないのが特徴です。
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