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Betelgeuse's Diary

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2009年11月17日、ボジョレー・ヌーボー・コピペ誕生(アメーバニュース)。毎年、どう追加されていくか。

『95年「ここ数年で一番出来が良い」』 に始まるボジョレーヌーボーの歴代キャッチフレーズのコピペ由来・起源は、2008年までが新聞記事などを拾い集めたアメーバニュースのライターが書いたもので出典および真偽不明、2009年から先は2ちゃんねるで産経ニュースなどをもとに追加された真偽不明のものでした。

流布しているコピペ(2014年まで)

95年「ここ数年で一番出来が良い」
96年「10年に1度の逸品」
97年「1976年以来の品質」
98年「10年に1度の当たり年」
99年「品質は昨年より良い」
00年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
01年「ここ10年で最高」
02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
04年「香りが強く中々の出来栄え」
05年「ここ数年で最高」
06年「昨年同様良い出来栄え」
07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
08年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
09年 「過去50年でも素晴らしい出来」
10年 「1950年以降最高の出来といわれた2009年と同等の出来」
11年「近年の当たり年である2009年に匹敵する出来」
12年「ボジョレー史上最悪の不作」
13年「小粒だが味の濃いブドウが収穫できた」
14年「近年の当たり年である2009年と肩を並べるクオリティ」



捏造であることについて
ボジョレーヌーボーのキャッチコピーは捏造だった!? | 日刊SPA![archive]

日本におけるボジョレーヌーボーの窓口であるフランス食品振興会のリリースには「100年に1度」「50年に1度」などという大げさなキャッチコピーは存在しないのだ。


つまり、世間に出回っているキャッチコピーは公式のものではなく、どこかの誰かが勝手に盛ったフレーズにすぎないのだ。



コピペは2007年から2008年ごろ出現したらしいと唱える、2014年11月の記事
ボジョレーのコピペ 元ネタを作った人物が「感無量」 - 夕刊アメーバニュース[archive]

これらはいずれも報道で表現された味を参考に毎年更新されているが、元々このネタを作ったのは、現在41歳の男性ライター・Y氏である。Y氏は2006年か2007年に「なんで毎年ボジョレーってホメられるんだ? だったらいつが本当においしいのだろうか……順番はつけられるのだろうか……」と疑問に思い、図書館に行き、新聞記事の縮刷版を熱心にコピー。1995年から2006年(もしかしたら2007年)分まで打ちこんだのだった。



朝日新聞などに見られるボジョレーヌーヴォーについての寸評は、
1980年代のものでWikipediaに出典が記されている以下の2つがありました。
1983年 “形は立派、さて味は_話題“『朝日新聞』1983年11月17日に掲載された(とWikipediaでのソース)
「これまでで一番強くかつ攻撃的な味」

1985年 “ワイン新酒で乾杯_話題“『朝日新聞』1985年11月24日に掲載された(とWikipediaでのソース)
「近年にない上物」


2009年11月まで、ボジョレーヌーヴォーコピペは存在しない(Google検索の期間指定で確認)。


2009年11月17日
コピペ元となった「Y氏」の書いたらしいアメーバニュース。原文は無記名。
ボジョレー・ヌーヴォー 毎年「今年は最高!」の怪

ボジョレー・ヌーヴォー 毎年「今年は最高!」の怪
11月17日 23時34分
今や国民的行事としてすっかり定着した「ボジョレー・ヌーヴォー解禁」のお祭り騒ぎ。近頃ではコンビニなどでも販売が行われ、「流行りモノ好きの金持ちが飲むもの」というイメージはすっかり過去のものとなったが、自分の舌で味の評価まで下せる人はまだまだ珍しいだろう。

 そんな時に頼りになるのがプロのご意見だが、考えてみると、毎年のように盛り上がるこのボジョレー騒動で、「今年のボジョレーはダメ」という評価を見た記憶がない。それどころか毎年のように「今年のボジョレーは最高!」という評価ばかり目にしているような気がする。そこで過去15年のボジョレー評を新聞記事などから調べてみた。

95年「ここ数年で一番出来が良い」
96年「10年に1度の逸品」
97年「1976年以来の品質」
98年「10年に1度の当たり年」
99年「品質は昨年より良い」
00年「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
01年「ここ10年で最高」
02年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
03年「100年に1度の出来」「近年にない良い出来」
04年「香りが強く中々の出来栄え」
05年「ここ数年で最高」
06年「昨年同様良い出来栄え」
07年「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
08年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」

 やはり本誌記者の記憶は正しかったようだ。「ダメ」どころか「まあまあ」さえない。こうなると、「○○年に1度」という評価が下されない年、近年で言えば04年、07年、08年などが恐らく「まあまあ」「そこそこ」だったのだろう。それにしても

01年「ここ10年で最高」

02年「01年を上回る」

03年「100年に1度」

 の3年間の流れはかなり味わい深い。

 そして気になるのは、いよいよ11月19日に解禁となる今年のボジョレーだが、現地フランスのボジョレーワイン委員会によれば「09年のボジョレー・ヌーヴォーは、「『並外れた年』と言われた03年と05年をも越えるであろう」ということらしい。ここ15年で最高の賛辞は03年の「100年に1度」だが、今年はついに禁断とも言える「03年越え」が登場。

 ワイン業界関係者からは「商品を販売するときに欠点を言わないのと同じで、毎年いいことばかり言うみたい。ただ、今年のヌーボーは、確かに例年と比べると出来はいいみたい。2005年以来かな。今年は特にソペクサ(フランスワイン振興会)もかなり力を入れて、販売促進してるよ」とも語っており、今年のボジョレーは本当にかなり良さそうかも。


(太字引用者)
「1995年から2006年(もしかしたら2007年)分まで打ちこんだのだった。」はどうやらY氏の記憶違いで、2008年まで記事となっていました。
どの新聞や雑誌由来なのか出典不明のため、信頼できない内容です。

2009年11月19日
「50年に1度のできばえ」 ボージョレ・ヌーボー解禁 - MSN産経ニュース

「50年に1度のできばえ」 ボージョレ・ヌーボー解禁
2009.11.19 00:32
「ボジョレ・ヌーボー」が19日午前零時に解禁。ことしは50年に1度の出来栄えとか。
 フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」の販売が19日午前零時に解禁された。今年はぶどう生産地が天候に恵まれ、香りや味わいのバランスがよく、50年に1度の出来栄えという。価格は2千円台前半が主流だが、流通大手は750ミリリットルで1000円を切る商品を相次いで売り出し、価格競争も過熱気味だ。
 19日未明に都内で開かれたサントリーのイベントにはフランスの醸造家ジョルジュ・デュブッフ氏らが出席し、解禁を盛り上げた。イベントに参加したフリーアナウンサーの久保純子さんは大切な人と楽しんでほしい」と話した。


この産経ニュースでは出来栄えについてどこの誰がそう発表したのかわかりませんが、これをもとに、2009年分はコピペで微妙に改変された「過去50年でも素晴らしい出来」が追加されました。

なお、酒屋の店頭では2009年、別のキャッチコピーが使われていたようです。
友野屋酒店(エスポアとものや)-とものや通信 Page[archive]

2009/11 第五十七号
今年のボージョレ・ヌーヴォは飲まれましたか? 解禁パーティーのときだけでなく、お買い求めになった皆様からの評判も大変良いですよ!
 私はといいますと、ちょうど親知らずを抜いた直後に解禁でしたので、味見だけはいたしましたが、自分用の1本をあとでゆっくりと楽しもうと思っています。(*^-^*)
 「ここまでの品質は1976年以来だよ!」というラフォレさんのは予約で完売。その他のも売り切れました。ありがとうございます。追加で欲しかった、買いたかったという方、来年までお待ち下さいませ。



さらに追加されていく内容については、この2009年と同じぐらいの信頼性のようです。
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