PE2HO

Betelgeuse's Diary

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ライトノベルやコミックの表紙について。買われたあと、本はファッションアイテムとしても消費される。

文庫本のカバーと帯について。安上がりなものを作ることと、それを宣伝し売ることの補足。

作家にとってはよい物語を作ることが、出版社にとっては売れる良い書籍を作ることが、書店にとってはそれらを紹介し売り上げに繋げることがそれぞれの目標となります。

では本を買う側はどうか。

良い物語が読みたいだけ、という建前のあとに続くのは「自分がその書籍と似合っているか」であり、それはファッションそのものです。
他人が見たときに、どういう主張をその本は見た目でしているか。



 
(思考実験)
二宮尊徳像が、セーラー服姿の少女イラストが表紙の書籍を読む。

自由の女神像が、二挺拳銃の長髪男が表紙イラストの書籍を脇に抱える。

モーセが、神から授かったプラグスーツ少女イラストの書籍を民に対して掲げる。


これらがどうしようもなく似合わないのは、それらの書籍の内容ではありません。

オタク文化のひとつの側面である、キャラクターをイラスト・二次創作・漫画化・映画化・アニメ化・音楽などで消費しつくしてやるという意思と欲望。

それを主張するファッションアイテムとして、書籍の表紙イラストが機能しているということ。

ライブドアの元社長の堀江貴文氏や、漫画好きとして知られる政治家の麻生太郎氏がローゼンメイデンを読んでいると噂になったとき、多くのWeb上のオタクたちが仲間を見つけたかのような反応を示しました。

書籍の内容ではなく、

それを有名人が身に着けたと判断したからです。

結論として。
大人なあなたが持っている、二次元キャラクター絵がついた本やDVDやカレンダーやその他すべての物体。
それらを購入し持ち歩き所有する行為は、キャラクターに対する欲望を示すファッションとして扱われます。
この欲望とは単に性欲という意味ではなく、物品収集や知識自慢や関連店舗への訪問や創作活動や集会活動やライブ活動への欲を指しています。

重度のオタクがキャラクターのTシャツを着る、車にキャラクターのペイントをする、キャラクターのシーツや抱き枕を利用していることが
軽いオタクにとって行き過ぎたことだと感じられるならば、
一般人にとって軽いオタクたちが二次元キャラクター表紙の書籍を所有することも同じように行き過ぎているのです。



参考:
忘却界抄:アニヲタはいない。萌えヲタがいるだけだ

オタクはアニメが好きなわけではない。二次元のキャラクターに萌えているだけである。


海に流しぬいとすこしを -  ここは桃色書店…じゃない。

つまり、私は、TEMMAのMUJIN、LO、メガストアコミックス、もしくはアクションやビタマンコミックスを『エロマンガ』と呼んでいたのに対し、彼らの言うエロマンガ、とは、アニメの絵やいわゆる『萌え系』の女の子が微笑むような表紙のマンガ全てなのです。


2007/09/15 改稿
2008/01/03
麻生氏のローゼンメイデンについての言及:
 麻生「ローゼンメイデンは書店でチラ見してるところを盗撮されただけ」 英語でしゃべらナイトより 魚拓
2011/03/09 追記側へ移動。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ: - ジャンル:本・雑誌



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://parasiteeve2.blog65.fc2.com/tb.php/109-a68e30fc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。